〈「7RULES」より ひとり立ち公開初日のこと〉
前回は506日齢、ブリーディングセンターからひとり立ちの為、パンダラブにお引っ越しした当日のことでした。
次に流れたのは1日開いてひとり立ちをして初めてお客さんの前に立つ日。お引っ越し当日は竹を食べなかったというふうちゃん。
↑あとでほんとのところを追記します。
この日は飼育員の吉田さんの前で、パンダミルクを飲んで、奥には竹が、手前にはふうちゃんのうんちが(笑)なのでちゃんと食べれたんだなぁとわかってひと安心。
そしてお外に出るとき。外の陽が差し込む出入口から、ふうちゃんは足を外に出す…ものの、動かなくなってしまい、足を引っ込め、中に戻ってきました。
飼育員さんも驚いていたけれど(前日は出れていたそう)、これまで練習してきたのとは違う外の雰囲気を感じ取っているのかな、と。体を中に戻したとき、「できないんでしゅ!」みたいに、こわいというか悔しいというか、そういった表情に見えて
、初めての出来事はやっぱり躊躇や葛藤があるんだということをこの場面で知りました。
吉田さんが外に近いところからふうちゃんを呼び、ふうちゃんの近くにいた飼育員さんが優しく呼び掛けると、再びお外へ向かっていきました。ふうちゃんが勇気を振り絞って一歩を踏み出したこと、その一歩がとてもとても大きな一歩で、また成長していったんだな、と、こちらが勇気をもらう場面でした。
飼育員さんやスタッフの方達の見守り、観察、日々のすべてのこと、ふうちゃん自身かここまで大きくなって成長して、がんばりをみせたこと、らうちゃんがここまで育ててきてくれたこと、全てがあってこの日を迎えられたんだなぁと思います。
〈中川美帆さんの記事より ひとり立ちとお引っ越しについて〉
パンダジャーナリストの中川美帆さんが、ひとり立ちや引っ越しについて、かなり細かく聞いて記事にしてくださってました。→こちら
ふうちゃんがした、成長の証である2つの大きな経験について、前後編で記事にされるそう。今回は前編なのかな?と思います。
中川さんが書いてらっしゃることや、永明さんとらうちゃんのことについても、飼育スタッフの方の言葉にうなずきしかなかったです。
俯瞰した視点で書かれているので、おすすめです。