🍁楓浜diary🍁

アドベンチャーワールド楓浜🐼の成長を吹き出しイラストで綴るblog

楓浜🍁2歳おめでとう🎊鳥さん達と一緒に🦆その⑤ (2022.11.22)

続きです

お気に入りの新しい木の上で(笑)

虹の橋を渡るみんな

 

長い長い「楓浜🍁2歳おめでとう🎊鳥さん達と一緒に🦆」シリーズ、これで終わりです。みていただいた方、ありがとうございました。

 

今回、楓が2歳を迎えるとき、どうお祝いしたいか…それを考えたとき、たぶん楓のパン生(人生)で最も変化の大きいこの2年、みんなの支えと、楓自身がいろんなことを体験してきて越えてきたことを、振り返って拍手したい、そう思って描き始めました。

そんなときに起こった鳥インフルエンザのこと。亡くなった鳥類のみんなをどこかで形にしたいものの、なにも浮かんでいなかったとき、今回の一枚目の絵(ハッピーバースデーの文字入りのもの)に、「鳥さんを入れたい」と思って決めたとき、「旅立つ鳥さん達を見送る」ことが浮かび、試行錯誤しながら、物凄く時間がかかったけどやっと描き終わりました。

飼育員さん、獣医師さん、今回旅立っていった鳥さん達、そしてその少し前になくなったキリンのナギくん。みなさんのお気持ちが晴れることは難しいかもしれないし、そんな簡単なことではない、自分の想像するよりはるかに大変なことが起こっているのだ…きっとそうだと思いますが、ほんのすこしでも前を向くような気持ちがわくようなものが描きたかった。

いつもは「自分が描きたいから」という気持ちが多いですが、今回は「みんなのために描きたい」と決めたとき、自分の中からものすごく大きな力がわいてきて「絶対に描きあげよう、届けよう」そう思いながら描いてきました。

飼育員さん、獣医師さん達の立場からすると、そちらを向いていないセリフもありますが、誰かやなにかを責める気持ちはありません。

人間だけでなく動物のみんなへ、全方位に向けた気持ちを届けたくてそのようにさせてもらいました。

 

今回このことに関わった方達だけでなく、動物の皆を想う方達へも届きますように。そして動物が今以上に、人と同じに尊重され、幸せであることが当たり前の世の中になる人々の意識と社会のしくみになることを願っています。

なにより今回旅立っていった鳥さんたち、そしてナギくんがまっすぐ行くべきところへ向かえていますよう、関わった人たちの心が少しずつでも癒えていかれますように。