🍁楓浜diary🍁

アドベンチャーワールド楓浜🐼の成長を吹き出しイラストで綴るblog

「EIMEI 30th」その③ 2022/9/14

その①,その② の続きです。

〈永明30歳記念竹あかりワークショップ〉

永明さんの観覧が終わると、すぐ裏手の憩いの大熊猫で竹あかり作りミニ体験。この場所はエアコンはないので、レクチャーしてくださるスタッフさんは汗だくで作業されてました💦参加する私達は三個ほど竹に穴をあけるので短時間なので大変ではなく😹

ここで作られてた竹あかりは二本。この後のトーク会場?に飾られるとのことでしたが、まだだいぶ開ける箇所があり、1人三個まで開けるはずが「三個以上でも何個でも!」ということで、実際会場には一本の竹あかりは見かけましたが全部は間に合わなかったのかな⁉️

〈SPECIAL TALK「EIMEI LOVE 30th」〉

最後、トークショー。会場にはステージの上に椅子が三つ、ステージ下にはずらっと観客分の椅子が並べられていました。

会場の端に自販機で売られてる楓ちゃんのお水と色んな動物の柄の麦茶がたくさんおかれていて、「これ配られるんだろうなぁ」と予想してお水を切らした時間ができてもちょっとがまんするというケチな行動に走ったら、永明さん観覧中にちょっと水分不足になっていたので、くれぐれもまだまだ水分はマメに取ったほうがいいです😂ちなみにやはり観客に配られるもので、常温だったので持ち帰りました(笑)

 

そして時間までスクリーンにはTwitterで投稿された永明さんのベストショットが次々に写し出され、この画面を見ていると、感極まって泣きそうに😹

 

時間になり、ステージ上には中谷さんがスタンバイ。「1時間という短い時間ではございますが~」と挨拶されて、中尾さん、熊川さんもステージに登場されてトークが始まりました。

中尾さんの第一声「1時間が短いか長いかはわかりませんが…」…先ほどの中谷さんへのいきなりの突っ込みが😂この話の前後だったか「緊張します、ね~。みなさんどうかリアクションを(して助けてくださいね)」と超ベテラン上司の方たちと一緒に並ぶ中谷さんの本音(⁉️)がチラ見えしてました(笑)

 

 

トークが始まるとまずはパンダとの出会い、そして永明さんとの最初の出会いのお話。パンダジャーナリストの中川さんが記事を書かれていて→東洋経済オンライン 食べ物や永明さんの身体について、子供や孫、ひ孫など血縁のことなど詳しく書かれています。

その他のことを少し書いてみましたが↓その後パンダライターの二木さんも記事→現代ビジネス を書かれていて、お二人の内容でほとんどのことがカバーされてるので、お時間があって気が向いていただける方がいらしたら、どうぞ😂↓

 

梅梅さんとのこと

梅梅さんは、とっても誘い上手。永明さんから見えるか見えないかの場所にいて、永明さんはその姿を追っかけるが、あまりに歩きすぎて足の裏がすり減った?か、とにかくちょっと痛いような状態になっていたそう。獣医さん、飼育員さんの前では、ほふく前進をして足が痛いアピールをするものの、梅梅さんの前ではシャキンと歩いていて、そんな素振りを見せなかったと(笑)。

また永明さんと梅梅さんの子供が初めてうまれたときは、永明さんは隣の檻?に足をいれようとしたものの、いつもと違う雰囲気に「入っていいのかな」と躊躇して足が止まるような(笑)そんなふうに戸惑っていたそう。

 

良ちゃんとのこと

梅梅さんが最初に永明さんの奥さんでよかった、という理由は「良浜は気が強い」からだそう。最初から良ちゃんだったらちょっと上手くいかなかったかもしれない。梅梅さんとの関係があったから、永明さんもそのあとの良ちゃんに対応できた、と。

 

そんなメスに優しい永明さんのエピソードがでると、中谷さん「相手を許容する心の広さを飼育スタッフにも向けてほしい(笑)」と冗談のようで本気な(笑)そんなことをお話されてました。

 

ハズバンダリートレニング(タンタンさんのことも)

中谷さんがパンダの担当になったときは、すでに永明さんはしっかりハズバンダリートレニングが出来上がってたので、凄いと思ったとか。

「採血をするときに、毛を剃ろうかと思ったものの、なんとか血管を探しだして剃らずに採血するようにした」と中尾さん。

高齢になってくると検査項目も増える、そのお話をしてるときだったか、熊川さんが「神戸のタンタンさん、ほんっとに凄いですよ‼️」と、タンタンさんのハズバンダリートレーニングについて仰ってました。「凄いことをタンタンさんはしている、それを可能にしている王子動物園の方たちも本当に凄い」(←タンタンさんのことを「さん」づけされていたかは、ちょっと記憶が曖昧すぎてわかりません💦全体の雰囲気として読んでもらえれば🙏)

タンタンさん、飼育員さん獣医師さん達がどれだけ大変なことをしているのか、わかる方からの言葉はより一層重みがあって伝わりました。

また、鈴をならすと「おしっこをしてください」という合図をして出してもらって採尿する、それは上野動物園でそうしているのを知って、取り入れたそうです。

普通におしっこをした場所から尿をとることはできるけども、一番きれいな、良い状態で取るにはそのようにするほうがやっぱり良くて、そのタイミングでおしっこがでないときは「おしっこでないんですけど…」みたいな表情をするのだそう(笑)

 

またブリーディングローン制度をしている理由について、企業の収益も動物保全環境保護に繋がっているお話もあり、「永明グッズ買ってね♪」という流れにオンライン参加の方たちは「貢ぐー‼️」というコメントが流れていたのを中谷さんが読んでらっしゃいました😂

 

最後に三人の方からの言葉

中谷さん「私を飼育員として育ててくれたのは永明。これからも色々教わって、恩返しもしたい」

中尾さん「永明のわるぐち(竹の好みがうるさい等)ばっかりでしたけど(笑)、永明から教えてもらったことはたくさんある」というようなことを仰ってました。(もっと感激した言葉だったものの忘れてしまった💦)

熊川さん「永明に教えてもらったことは、他のパンダの飼育にもいきています」

 

※中谷さん熊川さんの言葉はこの日取材をされたパンダライターの二木さんの記事、こちら→まいどなニュース から引用させてもらいました。ほかにもいくつかエピソードが載っています。

 

中谷さんは司会をしながら、若手飼育員さんながらしっかり永明さんに鍛えられているものの、それを育てられ、教えられている、とお話しする様子に感謝の気持ちが伝わってきて、

中尾さんは、場をピリッとしめる言葉がありつつも、いろんなことを気さくに話してくださり、また大事なことをきちっと伝えて下さいました。

熊川さんは、ほかの方がお話されている間も観客の方をニコニコ見ながら大きくうなづかれていたり、こちら観客側の方と交流をしようとしてくださってる感じがものすごくあって、素敵な方でした。

 

永明さん自身はもちろんのこと、飼育スタッフの方たちや獣医師さん、そして良ちゃんがいてくれること(子供たちも)。いろんなことのおかげで30歳という今を迎えて、本当に凄いことだと思います。

中谷さん、中尾さん、熊川さんのお話を聞いていると、苦労もあるけれど、みなさんに愛されている永明さんで、「永明から教わった」と口々におっしゃる言葉にどれだけのことがつまっているのか、その全てを知ることはできないけれど、本当にたくさんのことなんだ、ということがよーく伝わってきました。

梅梅さんや良ちゃんとのエピソードも面白いところもあり、またそのつながりの深さ、永明さんが心を開いて相手を受容していたからそういう関係が築けたのだろうなと思います。

毎回行く度に、永明さんが元気でいてくれてよかった、と嬉しくなる気持ち。ずっと何度もそんな気持ちを感じていけたら、と願っています。

 

 

YouTubeでHappychannelさんの、永明さんの30歳を浜家の子供たちと良ちゃんがお祝いする動画が、突き抜けていてとても良かったんです。違う感じ方をされるかもしれませんが、もしよければ、こちらからどうぞ。